形見第12回(Men's Brand 2002年4月号掲載)
KTM013
三代目魚武濱田成夫俺カクテル7000
発注者:三代目魚武濱田成夫
考案者:山城康彦(ル・カフェ・ニュ)
バーテンダー:山城康彦(ル・カフェ・ニュ)
価格:7,000円
[2002年製]
 なんたるインパクト!! この俺カクテル7000は、現在Weeklyぴあ誌上で魚武が連載中の“日本住所不定”鹿児島編にも登場してくる実在のカクテルある。もちろん、こんな名前のカクテル、昔からあったわけでもなく、魚武のワガママなリクエストによって、ル・カフェ・ニュのバーテンダー山城氏が頭をひねりたおし、何度も試作をくりかえし、何日もかけて、やっとの思いで完成させた完全オリジナルカクテルである。魚武は味だけでなく俺黒氷(カクテルの中にドカンと浮かぶオリジナル味の氷)のとびでている部分のカーブのラインにまで、うるさくリクエストしたそうである。また写真右の透明なグラスの中に入っているのもただの水ではなく、オリジナルの水であるというからおどろきだ。そして問題のメインのカクテルの味だが、アイスコーヒー好きの魚武のためにコーヒーベースとだけいっておこう。レシピはもちろん秘密だが鹿児島特有の材料が、とにかくぜいたくに使用されている。魚武はこの俺カクテルを大変気に入り、これをガブ飲みしていたそうである。もちろんこのカクテル、飲めるのは世界でここだけであり、普通にこの店に行けば飲むことも可能なのだが、手間がかかるため来店の2日前までに要予約。そして値段は、なんと一杯7000円! ちなみにこの値段、魚武自身が決めたもので、本人も飲む際には、この値段を支払うそうである。こんなバカゲタカクテル飲むもの好きが他にいるとも思えないが、どうしても飲みたいという方、予約の上、鹿児島までの交通費も覚悟でどうぞ。あー魚武ってホントイカレテルゼ。でも、ちょっと飲んでみたい…。魚武だけが飲んでる味って、どんなんかなぁ。

撮影:平山順一
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