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形見第42回(Men's Brand
2004年10月号) |
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| 三代目魚武濱田成夫揮毫一字大書詩「一俺」其之壱 |
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書:三代目魚武濱田成夫 墨:カーボンブラック、木工用ボンド、水
筆:馬毛筆(鬣毛 馬毛部分・毛径4cm 毛長11cm)
筆生産地:広島・熊野「一休園」製
紙:墨象箋(山梨県金中富町 山文紙業製)
作品サイズ:4尺×6尺(120×180cm)
[2004年8月2日製]
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魚武は現在、広島に住みながら日々何をしているのかというと、毎晩毎晩、特大の書作品の制作に没頭しているらしい。特大の和紙に、特大の「俺」を、すごい勢いですごい枚数を、書きまくっているらしい。それも、あの伝説的詩集にして魚武イズムの骨頂ともいえる「二万千百九十一俺」でも使用された、20B極太鉛筆ではなく、極太の毛筆に墨である。魚武曰く「鉛筆で書くのは、とりあえず気が済んだから。」と言う事だそうだ。「だから筆にもどるぜ。」と言う事なのだそうだ。「俺は、元々漆芸と日本画をガキの頃にやってたから、毛筆で書くん得意やし大好きやねん! さあ、今度は気が済むまで毛筆で書き倒すでええ!」と言う事で、この「一俺」、魚武が鉛筆から毛筆に戻っての、記念すべき第一作目となる、毛筆版「三代目魚武濱田成夫の特大一俺」である。もはや「俺」と言う字の価値は、それが魚武が書いているのかどうかで決まるんじゃないか。と、いう所まで来ているのではないだろうか。本当にこの書を見てもそうなのだ「魚武が書いてこそ“俺”である」と思えてならない。
撮影:吉江正倫 |
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※この原稿は、価格、発売時期、詳細など連載当時のものです。ご了承下さい。
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